stand.fmで配信しているラジオ「TUNING TIME!」にてお話ししている原稿を公開しています。
今回のテーマは「質より量を駆け抜けて質を求める段階へ」でお話ししています。
私の作品づくりへの姿勢の変化を語っています。
ぜひお聞きいただけたら幸いです。
文章で読みたい方は下記よりご購入、またはログインしていただきお読みください。
最近、ブログを書いたり動画を作ったり、このラジオを収録したり、もちろん家のこともして。
「やりたいなー」ってことと「やらなきゃなー」なことが山積みになっています。
それらのライフワークの他にも私はワクワクリストを書いていて、
例えば、おうちで映画を観たいとか、図書館に通いたいとか、冬のお洋服が欲しいとか
たくさんの「ワクワク」「やりたい」があるタイプの人みたいです。
こういう時に困るのが、タスクが多すぎて手が回らない! という悩みです。
楽しみたいことのはずなのに「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と焦ってしまって心が辛くなってしまうこともあって、これではまずいなあと悩んでいました。
そこで、タスクの再振り分けというものをやってみました。
考えることは大きく2つ。
これは、今やることだろうか?
これは、やるべきことだろうか?
この二つについて掘り下げてお話ししますね。
今やるべきことなのか再検討する時に気をつけたポイントは3つ。
締切はいつなのか
時間は確保できるのか
それをできる環境にあるのか
まず、締切はいつなのか。やるべきこととやりたいことの締め切りを書き出してみて、締切が近いものほど今やるべきもので、締切が遠いものは後でやればいいことです。
もちろん、締め切りまでにかかる作業時間を逆算して、先に始めた方がいいものから先に始めます。
ふたつ目の時間は確保できるのかです。締め切りまでにその物事、例えば資格取得の勉強時間が確保できるのか、動画を制作するのにかかる時間が確保できるのかを考えます。
タスクの優先度を明確にして、その時間を割くことが今は可能なのかを考えます。
そして最後にそのことができる環境にあるのか。映画を見にいくとして上映されているのか。勉強に取り組むとして集中できるほどの体調のコンディションにあるのかを考えます。私は低気圧で頭痛が起こりやすい体質なので、季節の変わり目に勉強するのは向いていないかも? と体調との相談もしました。
そうやって考えた結果、「これは今じゃないな」と決めたタスクについては「今やること」のタスクから外します。
やりたい!という気持ちは本物だから、まずは一旦、保留する。
そして締切があるものに関してはいつ頃着手するのかスケジュールを組みます。
私は手帳を使って数ヶ月〜数年単位でやりたいことをスケジューリングしています。
「これは今じゃないな」が分かってくると、本当に今やるべきことに集中できると思います。
もう一つのタスク再振り分けの軸。これはやるべきことなのか考えるのも大事です。
そもそもこれってやるべきこと?と自分と対話する時間が必要です。
このタスクは私がやるべきことだろうか? もしかしたら他の人にお願いできることかもしれない。
例えば誰かと一緒に動かしているプロジェクトがあったら、その中のタスクを任せられないか考えるのも大事です。
家庭内でも小さなことですが、買い物をお願いしたり、家事分担の見直しをしたり。自分じゃなくてもできるタスクをどの程度引き受けるのか、周囲の人との関係や様子を見ながらバランスを調整してみると良いと思います。
また、そのタスクをやることで自分にどんなメリットがあるのか考えることも大事です。
憧れで受けたいと思った資格があったとして、その資格が自分の人生に何を与えてくれるのかを再検討するのも忙しすぎる時には大切です。
やらなくていいことはやらない。シンプルですがタスク過多を解消する方法です。
「これはやるべきことじゃないな」と思ったことは一旦「いつか」のタスクボックスに入れておくといいでしょう。
そのうちまたやりたくなったときに思い出せるように残しておくと、未来の自分に感謝されるかもしれません。
このように「これは今やるべきこと」かな? 「そもそもやるべきことなのかな? やりたいことなのかな?」とタスクの再振り分けをすることで、「本当に今やりたいこと」に集中できるようになりました。
目の前にあるものから淡々と。ひとつづつこなして夢を叶えていきたいですね。